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第11回中日韓テレビ制作者フォーラムがこのほど日本の札幌で開催され、四川電視台の制作した『家園(ふるさと)』『新家(新しい家)』2作品が入選、これら作品を手掛けた2名の監督も「中日韓テレビ制作者賞」を受賞した。
中国電視芸術家協会、日本の放送人の会、レンタルサーバー韓国放送PD連合会の主催で行われた今回のフォーラムのテーマは「地域と人」。日本、中国、韓国から40名を越えるテレビ関係者がフォーラムに参加した。今回のフォーラムでは中日韓のドラマやドキュメンタリーなど計6作品が上映され、四川電視台が制作したドキュメンタリー『家園』『新家』にも注目が集まった。
今回のフォーラムでは、中国電視芸術協会が推薦しインプラントたドキュメンタリー3本が上映されたが、その内四川電視台が制作したものは2本を占めた。この2本のドキュメンタリーでは、四川の人、自然、環境、生活などが描かれており、会場にいる日中韓のテレビ関係者の心をつかんだ。日本、韓国のテレビ制作者は、『家園』の高嵩監督や『新家』の李勁峰監督らと四川の震災復興について、意見を交わし、四川を舞台としたドキュメンタリーへの関心を示した。
『家園』と『新家』は四川の復興再建をテーマとしており、四川の変化を記録している。『新家』は後に故郷を離れざるを得なくなったパンダの野生回帰訓練の様子を描き、『家園』は四川後、都市化された生活様式から一転して低炭素な新農村へと生まれ変わろうと模索する山村の挑戦を描いた。
通常、ドキュメンタリーでは長回しで撮影されることが多く、英会話 横浜ナレーションも活用されるが、『家園』ではナレーションが一切使われておらず、登場人物間の衝突が物語の伏線を成し、作品の面白さを一層際立たせている。 |
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